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子供のときから、ボリュームのありすぎる髪に悩んできました
伸びるのも速く、くせ毛で、固くゴワゴワで、量が多すぎるのです。
たいていスポーツ刈りにしていたのですが、2,3週間でぶわっと広がるように伸び、シルエットがヘルメットをかぶってるように見えました。
からかわれることもよくありました。
薄毛の人にとっては、ぜいたくな悩みに聞こえるかもしれませんが、多すぎるのも困りものです。
鏡の前に立つたび、うんざりします。
中学、高校のときは、整髪料でがちがちに固めていました
整髪料をたっぷりつけて、広がらないよう押さえつけるようにするのが、毎朝の髪のセットでした。
それでも午後には、広がってしまいます。
午前中に体育の授業があって、汗をかいたりしたら、その時点でヘルメット状態です。
同級生の、さらさらの髪がうらやましくて仕方ありませんでした。
休み時間に、髪形をその場で色々変えて楽しんでいる友達が、すごく幸せそうに見えました。
私にそんなゆとりはありません。
ただただ押さえつけるだけです。
別にかっこよくなくていいから、普通にまとまってくれ、といつも思っていました。
長髪なんかは夢のまた夢です。
何度か丸坊主にもしましたが、すぐ伸びるので同じことでした。
大人になってからも、もちろん髪質が変わってくれるはずはありません
以前ほどは悩まなくなりましたが、シャンプーを変えたり、コンディショナーをつけたり、髪形を変えたり、今でも模索中です。
横や後ろを短めに刈り上げてもらうと、ヘルメットの形状も少しはましになります。
自分の髪との付き合い方に、あきらめとともに慣れてきました。
ただ何よりの解決策は、こまめに散髪に行く、という結論になりました。
今は、月に必ず2回以上、夏場などはほぼ毎週、切っています。
伸びたらすぐ切る。
ヘルメットになる前に切る。
もちろんお金と時間はその分かかるのですが、仕方ないです。
年を取って、これから薄毛になってくれないかなあ、と思うことも
薄毛で悩んでいる人には怒られそうですし、世間の多くの人には理解できないかもしれませんが、本気でそう思うんです。
そのほうが手間がかからなくていいじゃないかと。
薄毛でもそれが似合っている人はたくさんいます。
この髪質と付き合ってきた私にとって、薄毛イコールマイナスのイメージはほとんどありません。
たまに自分と同じような髪の人を見かけると、大変ですよね、という気持ちになります。
たまにでも、そういう人がいるということは、やはり根本的な解決法はないのかなあと思います。
※この記事は、皆様から寄せられた髪の毛の悩みに関する体験談です。