私の髪の毛はまっすぐです
しかし剛毛で量が多く、すぐに癖がついてしまうので悩んでしました。
ちょっと耳にかけるとすぐに癖がついてなんだかイマイチ決まらない。
さらさらの髪の毛をなびかせて街を闊歩したいと思っても、髪が太くて硬いのでなんだかごわついている。
ならばポニーテールにすれば解決するかも?と思いましたが、うまくまとめられず、ポニーテール特有のしなっとした感じは皆無で、にょきっと頭から枝か何かが突き出しているかのよう。
おまけに絶壁なので、思い描いた漫画の主人公の様な素敵なシルエットからはかけ離れていました。
じゃあいっそのことショートカットにしてみようと思ったものの
長澤まさみみたいにかわいくしたい!と思っても、根本は立ち上がり、まっすぐな髪質ゆえに毎日爆発。
まるでパンクロッカーのようでかわいさは1ミリたりともありませんでした。
結果、無難に伸ばした髪の毛を全部お団子にしてなんとか過ごしていましたが、自分的には不満だらけ。
しかし、高校卒業後、髪の毛を染めた時転機が訪れたのです
高校生の時にも染めている子はいて、うらやましいなぁ、かわいいし私もしたいなぁと憧れていましたが、もちろん校則違反なのでその子達はもれなく生徒指導室に呼び出されていました。
とても度胸がなく校則違反などできなかった自分は、卒業したらすぐに染めるとずーっと思っていたので、やっと念願かなっての染髪です。
田舎から出てきた自分にとって、都会の美容室はおしゃれな人ばかりでキラキラしていて内心ものすごく緊張していましたが、担当の美容師さんはとてもおだやかで優しく話を聞いて相談にのってくれました。
施術が終わり確認のために髪を触ってみた時「あれ、今までと何かが違う気がする」と思いましたが、その時はさほど気にはしていませんでした。
おしゃれな美容室でキレイな美容師さんに担当してもらい、人生初の茶髪完全に浮かれていたのです。
そして美容院から帰って次の日、お風呂からあがって髪を乾かしていた時の事です。
「あれっ、やっぱり触り心地とか全然違う。あれれ。」
柔らかくふわっとした触り心地。
染髪をした事により、髪の毛の質感が変化していたのです。
今までの苦労はなんだったんでしょうか。
それからは髪を伸ばしたり、ポニーテールなどのアレンジ、もちろんショートカットやパーマをかけてみたりなど色んな事をして楽しみました。
女性にとって髪の毛は本当に大事で印象を決定づける大きな要素です。
それが思い通りにならないというのは本当に苦痛で何年もずーっと悩みの種でしたが、今は色んな事をして楽しむことができるのですごく満足しています。
※この記事は、皆様から寄せられた髪の毛の悩みに関する体験談です。