フィナステリドによる副作用で肝臓や胃、心臓に負担がかかる?

フィナステリドは医師の中でもAGA治療に優れていると高評価して、推奨されることも多い薬です。

多くのクリニックで処方されているものであっても、医薬品は副作用に注意が必要で、体質や使い方によっては思わぬ弊害が出てしまうことがあります。

使用を続けていくうえで注意が必要になるのは体の臓器が多く、沈黙の臓器として知られる肝臓や血液を全身に送るために欠かせない心臓、食べたものを溶かして栄養が吸収されやすいようにしてくれる胃などはとくに気を付けなければならない場所です。

安心して治療に取り組むためにも、どのような点に注意していけばいいのか把握しておきましょう。

フィナステリドによる副作用で肝機能障害が起きるって本当?

肝臓は、普段たんぱくを合成したり栄養であるグリコーゲンの貯蔵をしたりしています。

有害物質の解毒や分解に、消化する際に必要になる胆汁を合成して分泌するなど、様々な役割を担っていて忙しく機能している臓器です。

フィナステリドが体内に入ると、他の食べ物と同様に消化吸収されるため、各臓器をめぐり肝臓で代謝されて血液に乗って成分が運ばれていきます。

取り込まれずに残ったものは再び肝臓で代謝し、血液によって運ばれる状態をしばらく繰り返し、不要になった分は尿などとともに体外に排出されることが通常です。

食事で食べたものやフィナステリドへの対応で忙しくなっている肝臓に、飲酒してアルコールの負担がかかってしまうと、有害物質を解毒させる働きもしなければならなくなって疲弊していってしまいます。

80%近く機能が衰えてしまっても症状が現れない沈黙の臓器ですから、負担が重なって肝機能障害を起こすことが考えられます。

アルコール摂取のほかに喫煙している人も肝臓が解毒や分解を頑張るため、そこにフィナステリドへの対応も加わると負担が強くかかるでしょう。

副作用が起きて肝機能障害に至ることがあるため、治療で服用を続けている間は定期的な血液検査を受けて、肝機能が衰えていないか調べなければなりません。

フィナステリドによる副作用で胃の調子が悪くなるって本当?

これまでフィナステリドを使用していた人が副作用として胃に不快を感じた例は実際にあって、潰瘍ができてしまった人もいます。

でも、発症は1%ほどで多くの人は心配する必要がありません。

体質や体調などがかかわっていることが多く、実際に副作用が出た人もアレルギーを持っていたり、ほかの疾患の治療薬を併用していたりするため、フィナステリドだけで症状が出たとは言い切れません。

今まで病院から処方された薬や市販薬で体調に変化が現れたことがある人、アレルギーを持っている人、ほかに処方されている薬がある人は前もって医師に伝えるとよいでしょう。

とくに胃の疾患を経験している人は申告し、服用を続けても問題ないか医師に判断してもらったほうが安心です。

飲み続けている間、異常がないか注意して検査を実施してくれたり、診察してもらえたりもします。

健康で病気やアレルギーなどがない人でも、体質が突然変わることがありますし、長年成分を摂取し続けることが影響してアレルギーを発症する人もいます。

フィナステリドを飲み続けている間、医師から検査を進められたら実施して記録を残しておくようにしましょう。

検査データを蓄積しておくと、異常が現れた時にすぐに分かりやすくなるメリットがあります。

フィナステリドによる副作用で心臓に負担がかかるって本当?

AGAの治療を続けている人の中には、フィナステリドの服用を続けている間に心臓の病気を発症している人がいます。

動悸や不整脈が起きるのは、薬の成分自体が直接心臓に影響を与えているものではなく、腎臓の機能が低下したことで起こってしまった副作用である可能性が考えられます。

フィナステリドの成分が腎臓を悪くするのではなく、もともと機能が弱っている人が薬を飲むことで負担が強まってしまったときに起きることはあり得るので気を付けるべきポイントです。

肝臓から血液に運ばれ、何度か代謝と吸収を繰り返し、巡回した後の成分はいらなくなると尿と一緒に排出されることになります。

腎臓が働いて血液内からいらないものをろ過し、きれいな血液にする作業は、健康な状態ならスムーズに行われ問題は起きません。

一度壊れてしまうと修復することが難しい臓器が腎臓で、これまで塩分の取りすぎやアルコールの摂取をし過ぎてきた、食べ過ぎなどで体にたくさん老廃物をためてきた人は機能が衰えてうまく尿を作り出すことができなくなることがあります。

血液内に不要なものがたまったままになっていると、むくみや動脈硬化、血圧が高くなるなどして心臓への影響が出始めてしまいます。

動機や不整脈など負担を感じるようになったら、かなり腎臓や血管に影響が出ていることが考えられるのですぐに医師に相談しましょう。

まとめ

フィナステリドを使用していると副作用が出ることがありますが、それは薬の成分が直接影響を与えているのではなく、ほかの要因がプラスして起きることがほとんどです。

健康体であれば何の心配もないほど、発症率は低くなっています。

薬を処方する前に血液検査などを行い、体の状態を調べることが多いですが、生活習慣や食生活などで後から臓器に負担がかかり機能が衰えることがあります。

肝臓や心臓そして胃などに変化が現れることがあることを知っておけば、体調がすぐれないときにすぐに医師に相談し対応することが大事で、アルコールの摂取に注意しつつほかの疾患がある人も気を付けて服用しましょう。

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